肩の痛みについて

肩の痛みの原因は複数あり、生活習慣（仕事・家事など）によるものが多く、デスクワークやパソコン・スマホ・長時間座ったまま車を運転する方など、同じ姿勢が続くことで、筋肉が緊張を起こし疲労物質がたまることが原因となります。肩周辺の筋力の低下や関節の変形（リウマチなど）も痛みの引き金となります。冷え性の方は血行不良によって痛みを感じやすくなるので注意が必要です。さらに姿勢の悪さも原因の一つです。肩からの痛みが広がり、しびれなどの症状として現れることもあります。

五十肩について

五十肩は50歳代を中心として中年以降に好発し、肩関節周囲の筋肉関節などの炎症で肩関節の痛みと運動制限がみられます。一定の角度より腕を上げると痛みが強く出るので日常生活に支障が出てきます。夜間痛といって、寝ている時に冷えなどで痛みが出る場合もあり、寝返りをうつのが辛くなる事もあります。完治するまでにしばらく時間がかかってしまうので適切な治療が必要です。

首の痛みについて

人の頭の重さは約5kgあると言われています。首は頭を支え、様々な方向に動かすことができるようになっているので、痛みや違和感などが生じやすくなります。長時間のデスクワークや無理な姿勢でスマホやパソコンを見たり、悪い生活習慣は首の痛みにつながっていきます。さらには目の疲れ、体の疲れを引き起こし、首が回らなくなったり寝違えてしまったりといった強い症状が出てきます。醜くなると神経の圧迫や椎間板ヘルニアを引き起こして首の痛みだけではなく、腕や手への違和感やしびれなどがみられる事もあります。

寝違えについて

朝起きたら痛くて首が動かない・・・痛くて後ろを向く事もできない・・・それほど寝違えは辛い症状です。我慢をしているとそのうちに背中や腕まで痛くなってきてしまいます。寝違えの痛みには神経の圧迫によって起こるものと首の周辺の筋肉や関節を痛めて起こるものがあります。枕が合っていないなど、寝ている間に無理な姿勢をとり続けることになり、それが寝違えを起こし症状が表れます。

寝違えてしまったら・・・

無理に首を動かしたり自分で揉んだりせずに、肩をゆっくり回したり上下に動かしたりして周辺の筋肉の緊張を和らげるように心掛けてください。また当日は炎症がひどくなる可能性があるので、お風呂で温めすぎる事は避けるようにしてください。